

天守閣の中はどうなっているのでしょうか?
当然、総大将の信玄公がいるはずなのですが...あ、いましたいました。信玄公です。部屋の様子は通常の町のお城の中のようなんですが、よく見ると、みなさん、合戦用の格好をしています。見慣れた風景の中に、見慣れない格好の人がいると、なんだか不思議な気持ち。
今度は、攻める側の上杉勢を見てみましょう。こちらも人が多いですね。お家再興に賭ける意気込みを感じられます。
先鋒の要害が無くて前線が近いせいでしょうか、謙信公の本陣にも多くの方たちが待機しています。
謙信公の本陣から城の左側へ回り込んで行くと、上杉と武田の最前線の要害が向かい合っています。
その中間地点が最大の激戦地でした。
このような戦いが1週間、全部で7陣続きましたが、いずれも上杉勢が圧勝。そして12月3日、合戦の勝利が確定。見事、上杉家は再興に成功しました。再興した春日山は上杉家の人々であふれかえっています。でも、隣接国が全て敵対状態になっている現状を考えると、本当に大事なのはこれからなんじゃないか、そんな感じがしました。お家再興にかけた情熱が、これからも続きますように。
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